説明します。
まずは準備段階としていくつかの用語について説明しておきます。
○オイスターケースとは
ロレックスを語る上で頻繁に出てくる言葉に「オイスターケース」がある。
ロレックスはその歴史の過程で複数の会社が資本提携・合併をして
今の姿になったのだが、その中の会社の一つにオイスターという
会社があり、そのオイスターが開発した防水性の高いケースのことを
オイスターケースという。
それまでのケースはいくつかのパーツをあわせて作っていたのだが、
オイスターケースは金属の塊からケースの形を削りだしているので継ぎ目が無く、
これにより防水性能を飛躍的に高めた。
ロレックスはこのケースを1926年に採用し、今は外部に委託して生産している。
○オイスターモデルとは
ロレックスの時計のほとんどがオイスターケースを使用しており、
それらは総称してオイスターモデルと呼ばれる。
オイスターモデルでないのは「プリンス」や「プリンセス」、「チェリーニ」、
「ダナオス」、「カメレオン」等、種類は少なく、防水性能も低い。
○パーペチュアルとは
ロレックスが開発した自動巻上げ機構をパーペチュアルという。
ロレックスの時計はパーペチュアルを搭載しているので、
正式名称として名前の最初に「オイスター パーペチュアル」という
冠が付く事が多い。
後述する「デイト」も正式名称は「オイスター パーペチュアル デイト」になる。
○バブルバックとは

バブルバック
モデルとしては多くは「オイスター パーペチュアル」だが、
昔の自動巻き機構は厚みがあり、それをバブル状の裏蓋を使用して収納した。
それらの時計を俗称でバブルバックという。
今ではアンティークとしての価値が高い。
バブルバックより丸みが無いものはセミバブルバックと呼ばれる。
○代表的なモデル
・オイスター パーペチュアル

パーペチュアル
時、分、秒の三針式、カレンダーなしのもっともシンプルなモデル。
クロノメーターの認定を受けているロレックスを代表する伝統的モデル。
※ちなみにクロノメーターは機械式時計の精度基準を定めた規格。
認定機関はスイスクロノメーター検定協会。
・エアキング

エアキング
時、分、秒の三針式、カレンダーなしのモデル。
クロノメーターの認定を受けているパーペチュアルの廉価版として、
ノンクロノメータモデルのエアキングが発売された。
しかし今ではエアキングもクロノメーターの認定を受けている。
ロレックスの中ではもっとも廉価な製品。廉価版といっても
オイスターケースを採用しているので100mの防水性能を有する。
ちなみにエアキングはペットネーム(愛称)。
ペットネームが次々と廃止されてしまった今ではエアキングのみが
ペットネームを製品名としている唯一の製品となった。
・デイトジャスト

デイトジャスト
三針式、3時の位置に日付のあるモデル。直径36ミリ。
風防に日付を拡大するためのレンズがついている。
デイトジャストはオイスターケース、パーペチュアルと並ぶ3大発明の一つ。
深夜0時になると瞬時に日付が変わる機構がデイトジャストである。
ケースの大きさは31mmと36mmがある。
素材は主にスチールだが、デイトと差別化するためにプラチナや金を
用いるモデルもある。
・デイト

デイト
三針式で3時の位置に日付のあるモデル。
デイトジャストと同様に風防に日付を拡大するためのレンズがついている。
当初はデイトジャスト機構を搭載しておらず、デイトジャストの
廉価版として発売された。しかし後にデイトジャスト機構を搭載したため、
デイトジャストとの違いはケースの大きさと素材だけになった。
ケースの大きさは34mm。素材はスチール。
・デイトジャストII
デイトジャストのケース径を一回り大きい直径41mmとしたモデル。
・デイデイト

デイデイト
三針式、3時の位置に日付、12時の位置に曜日表示があるモデル。
日付にはレンズがついている。
ケースの素材はすべて金や白金、プラチナ等の貴金属を使用している。
ロレックスのドレスモデルの中で最も高価なモデル。
・デイデイトII
デイデイトのケース径を一回り大きい直径41mmとしたモデル。
今回はロレックスの中でも見た目がシンプル・クラシックな
ドレスモデルを紹介しました。次回はスポーツモデルを紹介します。
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2010年05月05日
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